
外出自粛が続いて2ヶ月が経ちましたが、セカセカと移動時間に追われる事がなくなりホッとする反面、来月の計画さえも立てられないという、今後の生活への不安も募り始め、色々なストレスが溜まり始めてきている頃ではないでしょうか?
ぽぽんた児童文化の会も当面おはなし会の予定はありませんが、今は、アイデアを貯める期間と割り切って情報交換しています。先回のオンラインミーティングで、メンバーの一人が、ストレスの溜まった友人のお子さんにオンラインでその子の為に絵本を読んであげたら、とても喜んでいた。と教えてくれました。こういうスタイルもあるんだとひとしきり感心!
おはなし会は、みんなでその場に集まってしないとその良さが伝わらないと頑なに思っていたのですが、オンラインでするおはなしにも今までになかった良い点がいくつかあると感じましたので、今回はその例を挙げてみますね。
1. 人形の力がさらにパワーアップする。
- 通常の大掛かりな人形劇では、人形の表情がお子さんが座られた場所によって違って見えてしまう(特に大勢の中の端っこや、真ん前やはたまた、 最後方に 座られたりすると)のですが、一番良い角度で観てもらる。
- 人形がグーーーーっとカメラに近寄るとまるで自分だけに話しかけられているような感じになる。
- リラックスしたお気に入りの席(場所)で観てもらえる。
- 回りの雑音がないので、自分の世界に入れる。自分だけの為のとっておきの時間となる。(なっているといいなあと思いながら。)
- 演者が台詞のカンペをあちこちに貼れる。(ぷふふ〜)
2. 絵本の力
- 何と言っても細部までじっくりと絵を楽しんでもらうことができる。
- 特にかこさとしさん、ヨシタケシンスケさん、カズコGストーンさんのよう に各ページいっぱいに出てくる細かく描かれた 登場人物や動物、虫達を隅々まで見てもらうことができる。
- 文字もはっきりと映るので、読み手は、より何度も何度も読む練習をするようになる。そうするとさらにその作者のこだわりや伝えたい事が自分なりに掴める。(時もある。)
- カメラの位置を工夫すれば、机の上において絵本が読めるので、読み手にとって読みやすい(手に持って読むと遠くの字や小さい字が読み辛くって 、、、、とほほ)
とはいえ、やはり子供達の思わず出るつぶやきやゲラゲラと楽しそうな笑い声が生で聞けないのは、ちょっと寂しいですね。また何か子供達が楽しくなることを考えよ〜っと!


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